人生はなにが起こるかわからない。
今週それを痛感する出来事があった。(タイトルの通り)
このブログを読んでいる人のなかに、私の友人が一人いる。
なので書くかどうか迷ったのだけど、今後私はこの事態に向き合うことに決めた。
となると、
身近な人に隠すようでは向き合っているとは言えない。
だから、書き残すことにした。
息子が小児がんになりました。
ウィルムス腫瘍というもので、手術のあとに抗がん剤治療が必要です。
あとで詳しく書くけど、発覚の2日後には手術を行い、手術は無事成功しています。
◆経緯
息子は0歳から保育園に通っている。
なので風邪の移し合いはよくあるのだけど、今回は発熱が長かった。
起こったことを羅列すると、こんな感じ。
金曜:保育園から発熱にて呼び出し
土曜:病院へ。数日様子見とのこと。
日曜:熱が続く。
月曜:熱が続くため、再度病院へ。
血液検査で異常値が出たため、再度検査。結果変わらずのため大学病院紹介。
大学病院で各種検査。
最寄りの、専門医のいる病院へ救急車にて搬送。
入院へ。
◆経緯に対する所感
あまりおかしな(不手際というか)行動はしていないと思う。
唯一あるとすれば、土曜に初めて来院した時点で血液検査をしたら、発覚が早まったのかもしれないが、その程度。
仮に1か月前に発覚していても、多少腫瘍のサイズが小さいことがあったとして、行うことは同じなので、誰を責めることもない。
それでいうと、この病気は10,000人に1人の発生確率らしいので、一瞬神を恨んだりもしたが、手術が成功した以上、神に感謝すべきだと思っている。
◆それ以外に思ったこと
入院編、手術編、などは別に改めるとして、今回の記事では序盤の記録を。
まさか、自分の息子ががん患者になるなんて思ったこともなかった。
会ったことのある人は知っていると思うけど、100メートルの道があれば80メートルは走っているような子で、とにかく元気で声も大きく、その方面で苦労していた。
なので、単に大きなおできができた、くらいに思っていた。
おできというのは便利な言葉だと改めて思う。
実際おできであることは間違いなく、だけど、一つあるのは、それが悪性であったということ。
がんというと人生終わりな感じがあるが、要は、小児がんの中に、さまざまなもの(白血病含む)があり、おできかつ悪性のものも小児がんに含まれる、ということらしい。
これはもっとシンプルな言い方があると思うけど、面倒なのであとにする。
序盤に思ったことは、ただ一つ、おできを取れば大丈夫だよね、よかった。
でも。
その見解が甘いということを匂わされ、数か月、という期間のめどを伝えられ、暗澹とした気持ちで帰宅したのが、入院初日でした。
◆今の私
今の私は、元気です。
だけど、心の扱い方がまだ、うまくできない。
家にいるのがつらいし、どうしたらいいんだろう。
だからブログを書くことに決めました。
たぶん、とっても脈略のない文章の連続になると思う。
これは、誰のためでもない自分のためのもの。
いつか懐かしく読み返せたらと思っています。