少し年上の先輩とランチをした。
といっても、業務上の直接的な関わりもほぼなく、ただ、ちょっとご縁があって。
みたいな方。
すごく学びの多い、かつ勇気をもらえるランチだったのだけど、一言で表そうとして出てきた言葉がタイトルのもの。
pay it foward
私は出会う人に恵まれている。
同期にも恵まれたけど、学びが多いのは先輩後輩。
思うに、同期は入社タイミングがきっかけとなり「思い出」を軸にした絆である一方、先輩後輩は、仕事をした上で築いた関係だからじゃないかな。
(だからきっと人によっては同期の絆の方が強い!という人もいるだろう)
すごく不器用なのに、不器用なりに応援する気持ちを感じさせてくれていた先輩とか。
わけのわからない年上のおじさんの意地悪や、リーダーシップのない上司とか、に、ともに悩んだ仲間とか。
先輩たちは、彼女たちに直接恩を返せるわけでない私のことを鼓舞してくれた。
その分を後輩に返せばいいのだ、と言った人もいたし、何も言わない人もいた。
彼女たちは、男女雇用機会均等法が施行されて少しあとに就職した世代。
私たちなんかよりずっとずっとハードな試練をくぐってきてる。
なのに、それでも私たちをうらやむことなく、応援してくれてる。
このバトンをつながなきゃいけない。
かっこいい彼女たちは、自分たちの苦労を語らない。
だから私たちがそれを知り、想像し、なんとかしがみついて、いつか子どもたちの時代には、男女雇用機会均等??なにそれ?と、笑われちゃうくらいに。
私一人じゃ何も変わらない、じゃない。
その積み重ねが文化になるかもしれないし、私でも出来るかも、と思ってくれる人が続くかもしれない。
悔いのない毎日を。