育児をすると痛感するのが、人間というのは個体差が大きい生き物だ、ということ。
・夜泣きの有無
・おむつかぶれの有無
・おしゃぶり許容度
・卒乳
・トイトレ
・人見知り/場所見知り
…列挙にいとまがなかった。。
で、タイトルの件は育児とは全く関係のないことで。
何度もブログに登場している妹。
嫁ぎ先の要望に合わせ仕事を辞め、今は専業主婦で自宅保育をしている。
夫はモラハラ、義実家は主義主張が強めな人たち(差別主義的なものも含めて)。
先日彼女と話していたところ、自己肯定感について考えさせられた。
というのも、彼女がとても気に入ったバッグがあったらしい。
私も似たようなテイストの小物を気にいり、先日購入したばかり。
(私は自分へのご褒美だったため、少しお値段張るものを購入してしまったけど、彼女はセールでお値打ち価格でGET)
いかにそのバッグがかわいいかを褒めた私。
すると妹。
『でしょ、なのに全然わかってくれなくて。ほんとありえない!』みたいな。
本気でイライラしている。
たかだか、自分がいいと思ったものを、理解されないだけのことで。
私も、夫にはその小物のかわいさを全く理解されなかった。
夫が良いと思ったものを私が良いと思えないことも、よくある。
好みがあるものって、家族であろうとそんなことは日常茶飯事であろうと思う。
なんだけど、彼女にとって、自分の好みを認められないことが随分承諾しかねる出来事だったらしい。
(今でも会話の節々に、その話を入れてくる)
衝撃だった。
そして、ショックだった。
私の知る彼女は、おおらかで、笑顔がかわいくて、あまり深いことを考えるのは苦手だけど、それでもとてもいい子。
今だっていい子なことに変わりはない。(30代になってはいるが)
とにかく、そんなに小さなことで神経をとがらせるような性格ではなかった。
何が彼女を変えたのか?
身内の被害妄想ではなく、これは完全に夫によるモラハラの影響が大きいと考えるしかない。
彼女の夫のために弁解すると、モラハラ夫も決して悪人ではない。
なんなら、正義感や妻や娘を守るのだという意識が高い、かつての日本ならば模範的な夫だったのかもしれない。
だけど、そのことが彼女を苦しめている。
模範的な家庭の、模範的な男尊女卑文化に育ってしまった彼は
その素直さゆえに、モラハラ度をどんどん強めてしまったのだ。
一体、どうしたらいいのだろう。
彼女をより、幸せな状態にしてあげるには。
彼女の夫も、家族も。
やはり当事者(妹)の意識改革が必要になるのかな…。
先は長い。