男性と女性の性差について、身体的なもの以外で顕著だと思うこと。
それが、「宣言できる力」「手をあげられる力」だと思っている。
これはシェリルサンドバーグも事例をあげて言っているのだが、同じ能力を持つ男女がいた場合、条件のいい仕事を獲得しやすいのは男性だ。
それは女性差別という意味ではなく、男性優位という意味でもなく、女性側のアピールが足りないからである。※もちろん差別された経験がある方もいるでしょうが、一般論として。
同じように営業目標を達成した経験があるとして、二人の言い分がこうだったとする。
その場合、任せてみたくなるのがAの人であるのは、どう考えても自然なことであると思う。
A:私は日々の営業活動において活動量とリスト管理を徹底し、連続達成しました。
B:士気の高いチームにいたおかげで、連続達成することができました。
そしてそれは、どんな自分になりたいか?(どんな仕事がしたいか?)の問いでも同様と言えそうだ。
例えば、20代のころの私は、大してスキルの高くない年上男性の同僚に遠慮していた時期があった。
誰が見ても明らかに結果が出しやすかったり、目立ちやすい仕事は彼が担当し、そうでないものや日常の必要だけども面倒な仕事が自分に回ってくることが多かった。
その仕事のアサインは年長者である彼が行っているという構図だ。
で、自分がもやもやしていたのはもちろんだが、違和感を訴えてくれる同僚の存在があってはじめて、『これっておかしくないですか?』を少しづつ言えるようになってきた。
なぜかと考えた時、恐らくだが、私は結局自分かわいさから嫌われたくない精神が強かったのだと思う。
私はこんなに理不尽な目にあっている、周りに聞いてみてもそうだったから、個人的な意見ではないと思う、とここまでの証拠がないと主張できなかった。
これは一見こころ優しい正しい行動のように見えるが、その実は全く別なものであるように思う。
結局自分への自信のなさと、嫌われたくない(自分がかわいい)気持ちなのだ。
やりたくないなら言うしかない、スキルが低かろうが、やりたいことがあるなら主張するしかない。
主張もせずに察してもらおうとするなんて、甘え以外の何物でもない。
私の場合は、それ以降主張することや嫌われることを恐れなくなった。
それによって起こった変化はこのあたりだが、総じていい変化が訪れた。
・給料が少し上がった
・信頼されやすくなった
・だけど面倒も多少増えた →自分で意見したくない人が頼んでくるなど
と、前置きが長くなったが、今の私がどうありたいかを宣言しておこうと思った。
というのも、これから始まる未知の生活に向かって、自由な時間は失われていく。
会社に復帰したら、きっと今の気持ちを忘れ、会社にチューニングした人間になってしまうに違いない。
だからこそ今、真剣に自分の今後の人生、どうありたいかを考えていきたい。
MYドリームマップ(テキスト版)
※ドリームマップについてはこちらにも。
要はなりたい自分をイメージするためのツール。
・自分というコンテンツで生活できるようになりたい
・自分の名前で仕事ができるようになりたい
・文章が好きなので、それを活かしたものがよい
・場所の制約なく働けるようになりたい
・自分の家族に生活面で苦労をかけたくない
・義母や実母、妹を養えるようになりたい
・旦那さんを満たされた状態でいさせてあげたい
・産後体型を戻したい、できれば妊娠前よりもいい状態に…
・きれいでありたい
・心身ともに健康な子供を産みたい
・自己肯定感の高い子供に育てたい
欲の塊だけれど、強くイメージすること、それを勇気を持って発言することで行動は変わっていくはずだから。
この半年、死にもの狂いでがんばりたい。