繰り返しになるが、今月から産前休暇をいただいている。
お休み前の手続き中に出会った違和感について、感じたことを書いておこうと思う。
※ちなみにこれは被害者意識で書いているわけではない。
被害者意識も、自分かわいそう心理も全くないが、こういった無言の気持ち悪さが、例えば時短勤務の女性が終業時に『すみません』などと言わなくてはならない空気を作っているのではないだろうか。
お盆休み&産前休暇の申請をしよう
時期的に、お盆休みも含めた申請をした。
↓その申請画面がこちら↓↓↓
14日のコーヒーカップ的なアイコンはお盆休みを示している。
(年次特別休暇的なもの)
一方、15日以降の悲しんでいる顔アイコン。
これが産休を示すものである。
あれ?このアイコン何w
これは私の過剰反応?
たしかに私は産休に入るのが嫌でならなかった。
一つはもともと予定していたわけではなかったことと、もう一つは、担当しているサービスをなんとかしたい、そのための方策はそれなりに自由度高くやらせてもらえる環境だったからだ。
また、妊娠→お休みをもらう ということが、仕事人として見られなくなる(仕事より個人の幸せを選んだ感?)のではないかという恐怖心もあった。
このアイコンを見た時の不快感は、そんな自分ならではの過剰反応なんだろうか。とも考えた。
違和感の正体はなんだったんだろう。
不快感?違和感?このもやもやはなんだろう
私がこのアイコンを見た時の違和感は、多分このあたりだと思う。
・産休はやはり会社にとって好ましくないものでしょうか。
・残念なこととして受け入れられるものなんでしょうか。
こういった勤怠システムを導入していることからもわかるように、会社規模は小さいながらもそこそこ機能しているレベルの会社ではあった。
秘伝のタレ的な業務を個々が積み重ねているような、総務の〇〇さんがいなくなったら会社ストップ!というような、そんな会社では少なくともなかった。
もちろん人が減ると、同僚には迷惑をかけるし、休む人間がいないにこしたことはないだろう。
だが、これは会社全体の勤怠システム上での表示なのだ。
これを見て、申し訳なさを感じることはあれど、よっしゃ早く復帰するぞ!そのために育児がんばるぞ!と感じるのは難しいように思う。
※繰り返しになるが、応援してくれとかそういう話ではなく。
だったらどうしたらよかったんだ、というツッコミに対して
別にここに感情を含めたアイコンは不要だったのではないか、と私は思う。
もちろんちょっとした遊び心のあるアイコンがあれば素敵かもしれないが、(特にこの会社において)そんなものは期待していない。
お盆休みと同じでもよいし、「休」の一文字でもいい。
変に感情を出すものでなくてよかったのではないかと思うのだ。
とはいえ、簡単にオチの予想はつく
恐らく、初回に設定する際に、「アイコンを選択しなくてはならない」「そのアイコンは休みの種別ごとに異なったものではなくてはならない」などの決まりがあったのだろうと思う。
担当者はきっと、無邪気に適当なアイコンを選択しただけだろう。
なので、きっとここに悪意はなくて、恐らく社内でこれまで気になった人もいなくて、このままずっと使われ続けていくのだと思う。
だけど私は思う。
あまり何も考えていない人間が、無邪気に選択する際にこれを選んでしまうこと。
この行動にこそ、時短や子持ち、介護中など、会社員的マイノリティが生きずらい会社生活が表れているのだと。
まとめ
文句を言うならそんな会社戻らなければいい。という指摘はもっともだ。
私もそう思っている。
ただ、私はそこまでの思い入れはないが、数は少ないながらも中には素敵な人もいたわけで、もっとよりよくあれる会社なはずで。
そのために、こういう視点を持つ人間がいたらよかったなと思ったりはする。
この会社に戻らなくてもいいのだけれど、いったん戻ってみた。
そう言えるような自分に、あと5か月でなりたいと思う。
半年しか時間がないのだが、その半年でどれだけのことができるか。
自分に厳しく、難易度の高い目標に向かって、自分という個の力を高めていきたい。