例えばこんな。
・俺が20代の時は残業月200時間なんて当たり前で…(以下略
・有給使ったことないから、申請方法わからないんだよねー
・私たちの時代は布おむつしかなかったから、洗濯が大変でねー
・無痛分娩なんてなかったから…(以下略
きっと誰でも一度は耳にした or 言われたことがあるはず。
これ系の話って、言ってる方の気持ちよさを満たす以外に何も生まない会話だと思っています。
(脱線)
それに少し似た話で、以前少し働いていた小さな会社でもそうだったけど、『みんなで苦労しているから頑張ろう!』みたいなアレも、この考えと根底では少し似ているかなと思ったり。
※この当時は前職比で年収いくら下げたか自慢がアツかったw
で、冒頭の話に戻ります。
こういう考えの人たちって、24時間戦えますか的な企業戦士が最もえらいと思っている。もちろん全員がそうではないだろうけど。
なので、ブロガーやWEBライター、フリーランスで働く人やなんなら起業家や、投資家・資産家のことも【なんだかよくわからないけど楽してそうな奴】認定をするなどなど。
※『ホリエモンは胡散臭くて信用ならねー』とか言っちゃうのもこの人たちの特徴。
くだらなさすぎるのだけど、彼らにそれを説こうとしても、なかなか伝わるもんではない。
その価値観でずっと生きてきて、新しいものを受け入れないから今の彼らがあるわけで。
それが彼らが彼らたる所以であり、一種のマークみたいなものである。 あの時代に生きてましたよね?じゃわかると思うんですが、あの頃はこうでしたよねー的な。
楽しながらでも、少ない労働時間でも成果を生むならその方がいいに決まっているし、我慢しつつ成果を上げないのなら、その我慢なり忍耐には何の価値もない。
我慢がえらい、耐えるのがえらい、長時間デスクにへばりついているのがえらい。
そんな風潮を変えないと、永遠にこの無駄な戦いから抜け出すことができない。
時短の働くママは、永遠に会社と同僚に申し訳ない顔をし続けなくてはいけない。
フリーランスは、一丁前の仕事人面するな、な扱いを受ける。
という思いが強かったのだが、最近産休に入り、時間が出来て思うこと。
そもそも、会社員であらねばという前提に囚われる必要はないのだ。
(脱線) 会社員にしがみつくことについての狭い考えについての考察
もちろん、保育園問題など様々なことを考えると、過半数の側にいた方がなにかと楽でメリットもあるような気がするのだが、そんな足元の楽さ?気楽さ?安心感のようなものに後ろ髪を引かれている限り、よくて現状ステイ、それ以上はないのだ。
というようなことを考えていたら、やはり踏み出した方々というのはみなさん似たような趣旨のことを発信されていた。
▼はあちゅうさん
▼タクスズキさん
好きなことでご飯を食べたい人には、時間を切り売りする働き方を徐々に減らすのをオススメしたい。
— タクスズキ@プロブロガー (@TwinTKchan) 2017年8月10日
ブログの場合、時給制じゃないから、目の前のお金を稼ごうと、外で記事書く仕事を増やしたくなるけど、そこをグッとこらえてブログを書いていると、ストック収入を得られるようになっていくんですよね
ついでに言うと、産休前はお二人のことを表面的に流れてくる情報だけで知った気になり、かつあまり好意的に見ていなかった部分もありました。
(だからといって嫌いとも違う、積極的に追わないぞ、という感覚。)
けどこれって、まだうまく言語化できないけど、一種のサラリーマンの僻み根性みたいなものなのかもしれないな、とも。
実際私は今半年で職場復帰を宣言して産休中ですが(保証はどこにもないが)、もっと長いパターンでもよかったのかもしれないな。
腰をすえて時間と向き合ってみたいな、なんて思っていたりします。
※8/15追記
こんな記事も出ているようですね