東京育児生活

妊娠、出産、育児とそれに関わる働き方について。備忘録的に。

義父に怒りを覚えてしまう自分と、そこから思うこと

義実家に帰省すると、複雑な気持ちを抱えて帰路に着くのが定番になりつつある。

おもに、男尊女卑的な観点で。

 

例えば、労働について。

 

義母は猛烈に働いている。

義父は、仕事には出ているものの、義母ほどではない。そのことは問題ではなくて、そうであるにも関わらず、義父はまったく家のことをしない。

 

そんなの、昔の男なら当たり前。きっと世の人はそう言うだろうことはわかる。

 

でも。

細かいことは書けないけど、義母の働き方は尋常ではない。

うまく例えが出来ないけど、イメージ的には女手一つで子どもを育てるために夜の仕事をしている人のような働き方。

それを、還暦を超え、孫が何人もいる女性である義母が続けている。(夜の仕事をしているわけではないのだけど、方向性?働き方?として)

 

では、義父は?

これはどこのお爺さんとも同じように、座ったまま何もしない。

誰より遅くに食卓につき、一番に箸をつけ、食事に文句を言い、気に入らないと食べない。

そして一番にリビングに向かい、テレビの前を陣取り、寝るまで動かない。

(小腹が空いて冷蔵庫や戸棚を漁るとか以外。そして自分が何かを食べるにしても人に勧めることはしない。)

 

この書きぶりからもわかるように、私は義父が苦手だ。というより、彼に対して怒りを覚えている、常に。

 

結婚前、私は義母を好んでいなかった。

それは彼がマザコンであることも大いに関係していたと思うし、当時は分からなかったが、マザコン息子の母を敬遠するのは、要は嫉妬なのだろう。

が、結婚して子どももでき、彼に全く興味がない今となっては、冷静な目で義母を、女性として見ることができるようになった。

 

そして、一人の女性の人生として考えた時、彼女がきっと、若い頃の自分を一番愛しているような気がしてしまうのだ。

愛しているというのは、自分自身とその当時の自分の生活を、環境を。愛おしいものとして。

まるで、その後の人生では、失いや諦めと主に歩み続ける人生だったとでもいうように。

 

そして、なぜ怒りが沸くかというと、同じように子どもを得たものとして、義父の人生はそうではないだろうことがわかるから。

これは彼が悪いわけではないけど、社会全体のシステムとして、男性である彼は、(介護育児を含めた)家の中のことをなにもせずとも、年齢と共に社会的信頼が勝手に増していく人生だったのだろうと。

 

と、ここまで書いて思ったこと。

彼女と私の間に、どれほどの違いがあるだろう。

 

私は新卒から正社員で働いていたし、私は働く女の方が幸せだと信じて疑わなかった。

彼女は専業主婦だったし、専業主婦でいられる女が最も勝ち組だと信じて疑わなかった。

たぶん、違いはこれ↑だけ。

あとは時代が30年ほど違うことくらい。

 

どちらも、優しい男性と結婚した。彼らはギャンブルも浮気もしない。悪人ではない。

そしてどちらも、ごくごく一般的な収入で、一般的な労働時間。

 

私たちはとても一般的な結婚生活を営んでいる方だと思う。

むしろ優しいいいパートナーと結婚して、幸せな方だ、と言われてもおかしくない。

 

だけど、30年以上の年月を経てなお、私は夫や義父に、義母が感じたであろう怒りを覚えている。

人類はなかなか進化しないものなんだ。

だけど、少し進化したこともあると思っていて、それは声を上げられる社会になったこと。

 

だから私は、たくさんの人に嫌なやつだと思われようと、疑問を深掘りし、問いかけることをあきらめずにい続けたい。 

私の大好きな先輩の一人が以前、職業人としての女性について熱く語ってくれた。

女性の就業という点において、私たちは、彼女たちの築いてくれたけもの道を歩いている。私はそれを整備された道だと思っていたけど、妊娠出産をしてはじめて、それがまだ獣道だったことを知った。

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うつくしいブログにしようと久々に画像をつけたけど、別に必要なかった気がしている

 

女性が女性であることの不公平を知るのは、やはり結婚妊娠出産が最も効果的だと思う。

 

会社員として、いじられてもバカのふりをしてかわす、というシーンは未だにある。でも、それが当たり前の光景になじんでしまっていて、疑問にも思わなかった。

でも、結婚して、義実家での振る舞いを見て。

男性は座り続け酒を飲み、女は彼らの世話を焼く、お母さんは難しいことわからないからなーと言われ、どう思っているのか知らないけどバカのふりをする。

 

社会的な生活の中でも、悪意なく、そういう振る舞いのなかで、私たちはいつの間にか、バカのふりができることがイイ女・大人、くらいに教育されていたのだと。

そのことにこのごろ、耐えられなくなっている自分がいる。

 

私は義母を通して、女性の人生全般を見ているのかもしれないし、同時に、痛みというものが当人にしかわからないこともまた学んでいる最中。

(例えば私は帝王切開で出産したことで罪悪感のようなものを持っていた。母乳信者はミルク派の母を傷つけている可能性はないか?離乳食にベビーフードを使うことは?)

 

だけど、同じ男性ではないものとして生まれた仲間として、少しあとに同じ体験をする人に、少しでも歩きやすい道を用意したい。

 

 

 そう思うと、この支離滅裂な文章にもきっと意味があると信じたい。

 

 ちなみにここで思いの丈を書ききり、あとでnoteに整理した版を公開するのが最近のマイブームです。

 

例えばこの記事を校正して、noteにリライトしたのがこれ。

https://note.mu/eliemylove/n/n55d8b1cab772

 

noteはまだまだ緊張します。

育児メイン担当のみなさま、激熱な毎日ですが体調管理しながらがんばろう!