30代中盤。妊娠出産育児と新生活

妊娠、出産、育児とそれに関わる働き方について。備忘録的に。

祖父が亡くなりそう。子どもの頃に恐れていたこと。

ここ最近体調の良くなかった祖父が、いよいよ本格的に具合がよくないとのこと。

なにか具体的な病気に闘病中なわけではなく、なんと言えばいいのか、一般的には老衰というやつなのか。そんな感じらしいです。

 

母はすっかり元気をなくしているそう。

実の親ですからね。

 

それに母は、もともと母親よりも父親をうんと頼りにしていた人で。

昭和の父親は、「家長」という役割が強いので当たり前のことかもしれませんが。

 

という話を妹から聞いた今日、急に思い出したことが。

 

私は小さい頃、寝られないことが多い子どもでした。

 

子どもの頃は寝られないと、一階にある祖父母の寝室(同居だったので)によくお邪魔しては、同じ布団で眠っていました。

子どもながらに、働いている両親に迷惑をかけたくなかったのと、気分を変えたかったんだろうな。

もしかしたら、姉であるという立場もあり、甘えたい気持ちもあったのかもしれない。

 

中学生くらいになると、今度は色々な不安で寝られないことがありました。

というか入試勉強で。

寝ようと思って布団に入り、窓の外の光(といっても田舎なので実態は街灯なのですが)を見て、私は寝ていていいのか?と思ったりしてました。で、不安になったり。

だから中学は、授業中ほーんとによく寝ていました。本末転倒なんですが、本当に。よく進学校に入学できたな、と今になると思います。

 

というわけで、時期により多少理由に違いはあるものの、一貫して眠れなくなるきっかけが一つありました。

それが、「死」について考える時。

 

・私は死んだらどうなるんだろう

・死ぬってどれほどの苦しみなんだろう

これは、なんとなく、折り合いがつけやすいテーマです。

仕方ない、と結論づけるしかないから。

 

みんな立ち向かうことだし、仕方ない。

 

だけど、子どもの頃から不安に思っていたことがありました。

 

『おじいちゃんおばあちゃんが死んじゃったらどうしよう。お父さんお母さんが打ちのめされている時、私は役に立てるんだろうか。』と、いうこと。

 

文字にすると偽善者みたい。

でも、真剣に悩んでいました。

 

大好きで、頼りになる両親。

その両親がどうしようもなく悲しみに打ちひしがれるんだろうな、と。

そのとき私に、一体何ができるのか、そんな両親を見ていられるのか、妹はどうなんだろう、とか。

 

あの時あれだけ悩んだ未来が、いま現実のものになりつつあります。

大好きだった祖父。

それも悲しいけど、寂しいけど、でもどちらかというとまだ想像できていないという方が正しい。

 

一方、母。

母の悲しみは実際に今そこにすでにあるもので、なのに私は何もできません。

 

あれだけ、それこそ30年も前からシュミレーションしてきたというのに。

 

一体、私に何ができるだろう。