30代中盤。妊娠出産育児と新生活

妊娠、出産、育児とそれに関わる働き方について。備忘録的に。

本来、節約が好きな女なんていない

以前旦那さんと会話をしていたら、なんの話か忘れたが、「これあなた好きそうじゃん」と言われたことがあった。

何についてかは覚えていないけど、節約系のなにかか、お買い得系のなにかだったと思う。

 

私はそれほど好きではなかったので、なぜかと聞いてみた。

すると『だって節約とか楽しいでしょ?好きでしょ?うちの母親もきっと好きだと思う』と。

 

衝撃を受けた。

信じられないし、だけどこれまでの彼と義父の言動すべてに合点がいった。

 

このブログを見れば一目瞭然だけど、私は今育休中で、専業主婦をしている。

育休はお金が出るものの、やはり収入は少し減る(所得税がかからないなどのメリットもあるけれど)ので、どうしても節約志向になる。

働いていれば、必要経費だとか、時間をお金で買うとかいって使っていたお金も、なんでだか使えなくなる。

たぶん、養ってもらっている感からだろうと思う。

 

それに加えて、働きに出ていない人の場合、節約すること=稼ぐこと、になりがちだ。

節約することが稼ぐことと同一ではないのはわかっている。

だけど、働きに出ていない者の心理としては、自分が節約した(できるだけ安いものを買うことも含め)分は、家計のプラスになる。

だから、稼いでいる人にとっては遠回しに見えるかもしれないが、稼いでいない方からするとそれは稼ぐことに似ているし、だからこそ、そのために努力するようになる。

 

稼いでいる人が、苦労して稼いでいるように。

家にいるからには、苦労してでも安いものを買う、という考え方。

 

例えば私は、自分でもバカみたいだと思いつつも、毎日買い物に出かけている。

それはもちろん、息子の散歩が必要で、私にも気分転換やなにかすることが必要で、という理由もある。

だけどそれは、お金を意識しない生活をしていたとしたら、別に買い物と絡める必要はないものでもある。(生活に必要な買い物はまとめて宅配にし、普段は毎日遊びに出かけるなどしたっていいはず)

 

だけど彼は、私がそれを好き好んでしていると思っていたのだった。

私の普段の控えめな行動も、そうだと思っていたのだからおめでたいとしか言いようがない。(そして彼はものすごく散財家だから手に負えない)

 

そしてこれは義父についても恐らく同じことがいえる。

『お母さんは買い物に行っても結局何も買わないからな~』などと明るく義母をいじったりしている。

だけど、義母は絶対に、好きで倹約家をしているわけではない。

なぜなら、誰でも買えるようなほんの少額の買い物などはするからだ。(だから大抵義母とのお出かけでは老舗デパートをぐるりとまわり、デパ地下で食べ物を買って帰ることになる)

 

男ってやばいと思う。

夫にしろ、義父にしろ、自分たちの収入のことを言われたら気にいらない。

夫はよく、世帯年収で会話をする(よその家庭と比較したり)のだけど、本来自分の戦いなのだとしたら、比較すべきは個人対個人の年収であるべきなのに。

世帯年収比較にされたら、よほどのことがない限り、専業主婦家庭には勝つはずなのに、それで比較して悦に入っているのだからたいしたものだ。

 

で、そんなことがあって思った。

たぶん、みんな、我慢をやめる方向にしていくべきなんだと思う。

 

私はその会話で、「そんなわけないじゃん、使えるもんなら使うし、それなら節約とかしないし」という趣旨のことを説明してさしあげた。

だけど、きっと世の多くの男性が、夫と近しい考え方を持っているのではないかと思う。

 

妻は節約する。

デパートコスメを使っていた妻が、バラエティショップのコスメを使うようになり、ドラッグストアの「安くていいもの」に夢中になるようになる。

シッターを使えばいつでも行ける美容院も(旦那さんが子守りできればそもそも問題ないのだけど)、それはさすがに気がひけるからと通う頻度の少なくて済む髪型にシフトチェンジしていく。などなど。

 

一方夫は。

仕事の付き合いだと言っては飲みに行き、ゴルフを始め、仕事のストレス発散だと言っては趣味にお金を使う。

妻の育児のストレス発散は、日ごろのお菓子や、たまのランチや、そんな程度のものでしかないというのに。(それも子連れでだが)

 

改めて、誤解している男性陣には教えてあげたいと思う。

私たちは、好きで節約をしているわけではない。

あなたの稼ぎが多ければ、自己投資にも使いたいし、自己実現を叶えるために、多少のコストをかけても仕事もしたい、もちろん育児だってする。

 

だから、どうか、今の私たちの在り方を見て、それを求めていた幸せに安住していると思わないでほしい。

あなたたちを傷つけず、うまくやるために、私たちは今の形をとっているのだからと。