まだ開始してひと月にも満たないが、数週間経過して感じていること。
※補足すると、どちらがいい悪いではなく、両者が全く異なるものだということについて、また自分はどちらが好ましい(自分にとって)と考えているかの整理。
結論
私はクラウドソーシング(のライティング案件)派ではなさそう。
なぜそう思うか?両者の違いをまとめてみた。
クラウドソーシングかどうかというよりも、ライティングとブログの違いについて。
※すでにある程度スキルがあったり、自分のコンテンツを保有している人ではなく、全くのゼロからスタートする前提
◆ライティング案件
全くスキルも経験もない場合、クラウドソーシングで簡単なものから始めるのが一般的な入口になるのではないかと思う。
そこでいくつか試してみた上で言うが、これは選択肢のない場合にはよいが、それ以外には積極的に選ぶべき職業とは言えないように感じる。
※もちろんライター経験のある方が対面と同じようにWEB上で仕事を受ける、という意味で利用する分には非常によいサービスだと思う。
なぜそう思ったか?
・類似案件であっても、都度マニュアルやコミュニケーションツール、管理ツールへの投稿が必要
これは結構手間なことだと思っていて、継続して付き合う1社に出会うためには、いくつかのクライアントとやり取りをする必要があると思うが、その際のやり取りが大変煩雑なのだ。
恐らく裏にクラウドソーシングのディレクション代行業者(か中の人)がいるのだと思うが、彼らは自分たちが管理しやすいように似たようなマニュアルを量産し、記事ごとにチャットワークでつながるように指示してくる。
そしてそのやり取りが恐ろしく面倒なのである。
一方的にあちらの言いたいことを投げてくるので、とてもではないが対応する気にならない。そして、マニュアルのミスを指摘しても謝ることもしない。
クラウドワーカーを下に見ているんであろうと思われる。
また、記事のトンマナというかルールがあいまいなケースも散見される。
一部修正依頼が来たため返答したが、少し強めに言ったせいもあるのかノーレスの会社もある。
クラウドワーカーだと基本的な常識が…などと言う人がいるが、常識がないのは発注者側にも言えることだと思われる。
・報酬のわりに求める水準が高い
コンビニの店員以下の時給で、ライターレベルの内容を求めようとする。
画像挿入や一致率チェックなど。。
それぞれのスキルの最適化という点においては、
「テーマだし要員」「文章執筆要員」「画像挿入要員」「チェック要員」
とこういった形で分類するのが最も効果的かと思うが、トータルコストが上がってしまうので難しいといったところか。
そう考えると、やはりメディア運営者は自力でライターを発掘するのが最もコスパのいい方法と言えそうだ。
・ライティングスキルの向上は見込めない
クラウドソーシングで記事を安く・大量発注しているようなメディアは、特別な記事ではなくどこにでもありそうな記事を求めている傾向が高そうだ。
(専門性のある記事をそれなりの価格で募集している会社はこの限りではない)
で、そういった会社と付き合うのであれば、どこにでもありそうな記事をなるべく短時間で書くというスキルを伸ばすことになるので、代替可能なスキルしか身に着けることができなくなるのだ。
ということでクラウドソーシングのメリットデメリットは、
〇わずかであっても目に見える報酬が手に入る
〇時間はあるが外に出られない、かつそれなりの読解力もある、という人には向いている
×スキルが伸びることはないと考えた方がよい
×時間単価は低い
といえそうだ。
では、ブログはどうだろうか。
◆ブログ運営
これはなんといっても、自由に執筆できるところ、PDCAを回しやすいところがメリットではないかと思う。
ただ、ネタがない人にとっては非常に困難を極めるだろうことも想定される。
なんせ、誰も指定してくれる人がいないのだから。
個人的にはブログの方が楽しみを見つけやすいと感じたが、これは個人差がありそうなのでまとめてみた。
・PVUUがある程度確保できないうちはつらい
ブログは継続こそ最も重要なことであると思う。
が、これがなかなか難しい。
世の中で誰も見ていないものをコツコツと続けるというのは非常にしんどい。
続けるコツとしては、やはりなにかランキングに参加するなり、アクセス解析がわかるブログ機能を使うことだと思う。
ダイエットと同じだが、見える数値があることで俄然継続率が上がるはず。
来年やるよりは今からやった方がいいし、去年検討していたのならその時始めるべきであったと思う。
だから私は今ブログを続けている。時間が欲しい!!
・名刺機能としてのブログ
これは全ての方に言えることではないが、将来的に個人で仕事を持とうなどと考えている方には、ブログは必須のアイテムと言えそうだ。
ブログというベースがあれば、「こんなものやってます」が言いやすい。
例えば前出のクラウドソーシングにしても、ブログURLを記載するだけで一次審査的なものをパスできることが多いし、人柄と考え方がわかるのは大きい。(これはサラリーマンにも言えることだと思う)
・WEBの知識を学べる
例えば、記事を拡散するスキル。
自分のブログ読者がどんなワード、どんな時間帯に訪問しているのか、どんな地域の人が読んでいるのか。
そういったことを、「自分ごと」として計測し、次の記事に学びとして活かせるというのはその場の現金化にはつながらないものの、長い目で見た時に大きな財産であると言える。
そしてそこで得た知識をもとに、自分の仕事に転換することもできるかもしれない。
・「自分」を武器にできる
私の母親などはそうなのだが、何年もブログ開設をオススメしたにも関わらず結局一度も試してみたことはない。
初めてオススメされた時に開設していれば、もう5年以上のキャリアを持てただろうに。
彼女たちのやらない理由は、「書くことがない」「私なんて何もできない」という要は自信がないそれだけである。
私から言わせるとそれは単純に棚卸していないことの言い訳でしかない。
新卒のころ、いつか自分の名前だけで世界中どこでも仕事ができる自分になりたい、と思っていた。
それが体現できるとしたら、それはブログを起点としたコンテンツではなかろうかと思っている。※VALUや、新しいことを試したいときのpolcaなど
ということで、ブログ運営のメリットデメリットは
〇自分個人の活きたスキルが身につく
〇コンテンツを自由に決め、誰に束縛されることもない
一方デメリットとしてこの点が挙げられる。
×今すぐ現金化することは難しい
×誰も何もしてくれないので、自分からたくさんのトライをする必要がある
私は完全にブログ派だ。
といっても、まだ一か月も経過しておらず、偉そうなことが言える立場ではないのだが。。
できないと思って行動しないでいたら、何も生まれない。
一つ一つとにかく積み重ねていくしかないのだ。
という気持ちにさせてくれるのはこういった読書の影響を受けているが、これだって薦めても読まない人は読まないし、読んでもやらない人はやらない。
結局は行動。それにつきるのだと思う。
なんかイメージつかないなー、という方は、とにかく一度読んでみるといいと思う。
・夢をかなえるゾウ
※たまにあるのだがなぜか埋め込み形式が表示されず・・・
・多動力
・ゼローーーなにもない自分に小さなイチを足していく